【名機】美品 FUJIFILM X-Pro1【ボディ】【2025年度カレンダ】

初めてX-Trans CMOSを積んだ名機、X-Pro1のカメラ本体です。

防湿庫保管、銀塩カメラをメインにしている為、本機での撮影枚数は試し撮り程度です。

Leicaにエルマー独特の赤があるように、X-Pro1のセンサーにも独特の青があります。
わずかにシアン寄りに色が転ぶことのある気まぐれで絶妙な描写は、自然や街など、しっとりとした空気や凛とした光、特に人肌の瑞々しさに、ファインダーを覗いたまま見惚れてしまいます。

猫や犬のポートレート、物撮りやスタジオ撮影などにも向いてるカメラだと思います。

X-Pro1が描き出す「世界の瑞々しさ」に、多くのオーナーが魅了され続けるのがわかる名機です。
この独特の青は、X-Pro1以降のセンサーにはない、このカメラだけのユニークポイントとなっています。

レンジファインダーならではの感触で撮れて、テクノロジーと偶然とが同居する稀有なデジタルカメラです。
発売から12年も経ってもファームウェアが更新され続け、メーカーにとってもオーナー達にとってもどれだけ価値のあるカメラであるかがわかります。

フィルムカメラのように直感的な操作感。ファインダー越しの世界と向き合う没入感と高揚感。シャッター音の上品な陶酔感。
そして銀塩フィルム時代のように、撮影意図に合わせてフィルムを交換するような色再現。

このカメラが描き出す世界は、その瞬間の自分の感情を色にしてくれます。
それはカラーフィルターで色の膜を被せるのではなく、空気中の光と影を描写するような情緒感、空気感、雰囲気の表現だと感じます。

手放し難い魅力から眠らせてしまっていましたが、活かしてもらえる方が幸せだと思い出品しました。

スマホすらデジカメに迫る今だからこそ、再評価され注目の集まる名機です。

メイン機がある方ならこのカメラの面白さの虜になるだろうし、もし初めてのカメラがこのカメラなら、ハイテクカメラを手にした時物足りなさを感じるかもしれません。
気楽に写真を楽しみながら偶然の奇跡も楽しめてしまうという点で、初々しい好奇心や純粋なスナップにも寄り添うカメラだと思います。

●付属品
ボディ本体
ストラップ
バッテリー
充電器

※レンズは付きません。
※液晶には購入時にフィルムを貼ってあります。

商品の情報